自分たちでメールサーバを用意し、構築も行い、いざ運用しようという段になったとき、
相手に幾らメールを送っても相手側のスパムフィルタで
おたくからのメールはスパムじゃと判定されてスパムメールとして隔離されてしまうことがある。
送ったメールの内容がどんなに「普通」のメールであったとしても、だ。
こういうとき、受信者側に「何でスパム判定されるんだよ?!」と言っても仕方が無いことがある。
だって、受信者側が採用しているスパム機器が参照している情報は、世界中を流れているメールから算定された評価値を蓄積したデータベースから時々刻々送られてくる情報だったりするからだ。
もし、受信者側のスパムフィルタ機器がCisco社製であった場合は、
以下のサイトから自分たちの送信メールサーバの評価を確認することができるので、一度状態を確認して欲しい。
Cisco IronPort SenderBase Security Network
http://www.senderbase.org/このサイトの右ペインにある、「Look up your network」という欄に
あなたのメールサーバ(送信元)のグローバルIPアドレスを入力し、「Look Up」ボタンを押下する。
「SenderBase reputation score」という欄に、「Good/Neutral/Poor]のどれかが表示されている。
このとき、Poorだったりすると、スパム機器側で「これってスパムじゃねーの?」と判定されて、メールが隔離/Drop されてしまう。
また、同ページ内の「DNS-based blocklist」という欄には、あなたのメールサーバが、外部のブラックリスト団体に登録されているかどうかを示している。
※あくまでもCiscoが参照している団体なので、ここに表示されているのが全てとは限らないので注意が必要
背景色が「赤」で表示されている団体に、あなたのメールサーバのIPアドレス(グローバル値)がブラックリストとして登録されていることを示しているので、サイトへアクセスし解除申請を行うことを考えたほうが良いかもしれない。
傾向として、Poorになるケースでは、本当に大量のスパムメールを送信している可能性がある、と思われやすいし、事実オープンリレーできるような状態だったり、特定のアカウントが乗っ取られ、スパマーによって大量送信が行われていたケースがあるのだが、以外とあるのが新規にサーバを立てた場合。
突如メールサーバとしてのグローバルIPが表れて大量にメールを送信し始めるため、突如流量が増えたことによって判定を下げているように見える。
※実際にはもっと細かい判定を行っているんだろうけど、そのあたりは非公開情報のようですな。スパムだし・・・。
この評価(IPアドレスの信頼性評価)を上げることも大事だが、一朝一夕で出来るものでもないの、
急ぐ場合は、受信者側にホワイトリストとして送信側のアドレス/ドメイン/IPアドレスを登録してもらうよう依頼したほうが早い。